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小説版「アンダー・ザ・ドーム上」ネタバレ含 感想 [雑談]


     

やっと読了しました。
上巻だけだけど(笑)

長かった。
今年はずっとこの作品をチマチマ読んでた気がします。
気がついたら春になった感じ。

D-Lifeの吹き替えドラマ版もラストまで観終わりましたが、
正直、最後の三話分くらいは
いかにもシーズン2に結びつける気満々の展開だったので、
そのうち観なくなる海外ドラマ風になりそう。
(「ロスト」とか、「ヒーローズ」とかみたいな)

小説版の方は、大半の人物がドラマとは別人格でした。
どっちかといったら、私は小説版の方が好きです。

ドラマ版は、最初にバービー(主人公)が殺人を犯してるところから始まっているので、
どうしても感情移入できないままでしたね~。
最近のドラマらしく、
〝やっちゃいけないことをやってやれ〟
という悪臭が途中から漂いはじめましたし。
裏切らないはずの人を裏切らせたり、
死なないはずの人を死なせたり、
とんでもない悪人が心を入れ替えたり、
そういう、『驚いたでしょ?ね?ね?』という、
視聴者を手玉に取ろうとする気配が嫌悪感を生む。

今のところ、ドラマ版でも小説版でも、
共通して嫌いなのは警官のリンダです。
この作品、たくさんの〝物語にとって都合の良すぎる愚者〟がいますが、
リンダはその筆頭と言っていい気がします。
気立ての良い、頭脳明晰で知的な人かと思いきや、
〝自分が疑っていた悪人〟の口車に乗り、
〝自分が信じて頼っていた人〟を
『撃て』と命令されて撃っちゃう愚かさ(ノд`)
小説では、上巻でバービーが投獄されたところなんですが、
ここでも彼女は〝愛する旦那さん〟の言葉を信じず、
無力で貧しいシングルマザーを犯したり、
無抵抗の町民に暴力を振るったり、
病院で銃を暴発させたりする〝にわか警官〟側につきます。
バービーを投獄するための証拠が都合良く出たことを疑う旦那さんに対しても、
『こっちサイド(自分が昨日まで疑い、嫌悪していた連中の側)
につかないと、どういうことになるか判ってんでしょうね』
ぐらいの脅し文句まで吐き捨てます。
なるようなっちゃえ殺人鬼のビック・ジムさんや、
頭パーンなりそうだぜ死体愛好家のジュニアさんなど、
クソ虫のように潰れたらいいのに、
と思えるくらい悪い奴らはたくさん登場しますが、
私はその誰よりも、今のところ、
このリンダさんが嫌いです。

小説版は、悪は徹底して悪として描かれていて、
それはそれで胸くそ悪くなること請け合いでした。
私がこの本をなかなか読み進められなかった原因の一つに、
この、〝しつっこい悪の描き方〟がありました _/>O
上巻だけのことならいいんですが、
善人サイドのエピソードより、悪人サイドのエピソードの方が圧倒的に多いんです。
『お前が女バスのファンだなんて、 こっちは知ったこっちゃねーんだよ!』
と、重くて分厚い本をぶん投げそうになることしきり。
ものすごくネチッこい例え描写と、
異常に多い登場人物を際立たせるための些細で膨大なエピソードが、
私の綿毛しか入っていない軽脳を沸騰させたのです。

キングせんせーの小説は初めてのわたくしなんですが、
どれもこんな感じなんですか?
わたし的には、悪人がフィットチーネ食ってるシーンとか
えんえん読みたくないんで、
こんな感じの作品ばかりなら、もうこれ以上、
この方の作品は読まないだろう、と思うのです。
映像化で簡略化されたのを観れば充分かな…。
「IT」とか、「ドリーム・キャッチャー」とか、
キング原作と知らずに観てた「クリスティーン」や
「キャリー」「グリーンマイル」…。
せめてもっと集中力の続く若い頃に読むべきだった(笑)

明日は図書館に上巻を返却し、
いよいよ下巻に突入します( ̄ー ̄;



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