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梅雨があけないジメっとした中、WOWOWで観ました『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』 [映画]

     
『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』
2015年公開作品。
原作10巻くらいまで読んでいます。

公開されたばかりの頃、諸問題で荒れていたことが昨日のよう…(´д`)
意見が真っ二つに割れていたことが記憶に新しい感じです。
でもまぁ、とりあえず観て最初に思ったのは、
やはり人気の映画評論家が脚本に加わるのは反則かなぁ、と。
ぶっちゃけ、この方と関わりがあったり、
もともと歯に衣着せぬ評論で人気のある方だから、
同じ系統の方がお仲間なのに、公開後の批評サイトは、
なんというか、歯切れが悪かった記憶があります。
いわく、「僕は好きですよ」とか、
このシーンは好きです」とか。
逆に、まったく無縁のブログの感想を読むと、
高評価、好印象の感想は少なかったので、
けっこう悩んでたんですよね。
宣伝は面白そうに作ってたじゃないですか。
でも、行かなくてよかった(^_^;)

だからって誤解して欲しくないのは、
この映画、決して適当には作られていないと思うし、
邦画としてはがんばれるところはがんばったんだと思います。
面白くない、と言い切れるほど悪い感じでもないし。
アカンと思ったところはオリキャラでテコ入れもしています。
……(↑補足)このキャラはいいじゃない、
と、思った二人が二人ともオリキャラだったので。
(ちなみに大斧持ちのサンナギと、愛に爆走リルちゃんです。
どっちも素晴らしいアクションだった。特にリル役の武田梨奈さんは最高)

ただもう、ほんと、死ぬほど議論されてきたのは判るんですけど、
名前がアカンて!
洋服とかもアカンて!
コレ、大魔神なら良かったのに(笑)
全員もろ日本人顔なのに、エレンとか、ジャンとか、おかしいやろ_/>O
中世ヨーロッパ感出し過ぎ、ニワトリがコケッコ言い過ぎ。
CGが変とか、もろセット感とか、そういうのはどうでもいいです。
そんなものは、誰も邦画に期待なんかしてないでしょう、もう。
以前にくどかんとみうらじゅんさんの対談かなんかのやつでも、
「日本人はハリウッドに毒されてる」
みたいに言ってるのを読んで、
時代に即してない意見だな、と思ったって書きましたけど、
やっぱりそう感じましたね。
だってわたしとか、普通にZ級映画好きですし、
ニコニコで『シャークネード』とかやってりゃ、
ほいほい観に行きますし(しかも何度でも)。
みんなアサイラム好きだよね!?

この映画はその点では充分鑑賞に堪えうるデキでした。
多少ヘンでも、別にそこを突っ込む日本人はもうほとんどいないですよ。
逆に、CGが~とか言う大人の日本人は、
邦画がどういうものか理解していないんだと思います。
……(↑補足)技術的な問題ではなくて、もっと根深い問題ですね。
これはわたしがアニメ業界の末端に関わってた時と変わらない、
いわゆる、映画やアニメを好きな人ほど、業界で搾取される問題が、
いつまでたっても解決されないという点に根ざしてると思います。
こんなの日本だけだろ……
有名監督ほど原作付きを巨大予算でさせられたりね。
(でもその予算の大半はキャストの出演料や、
有名なスタッフにドバッといっちゃうんですよ)

メモを見ると細かいツッコミが(笑)
きれいな布を染めているのに、それを使っている服とかは出てこないとか(笑)
金持ちがいて、三等市民みたいなのがいる、って設定がハンガーゲームみたいとか(笑)
音楽がだせー、というのがメモに何度も出てきています(笑)
音楽はほんと、一部を除いて舞台ものみたいで、ダサかった。
あとは、邦画でいつも思う、滑舌悪すぎ問題。
もう巻き戻しもしませんでしたけどね、
主人公が「そうださん」って言ってたらしいんですけど、
わたし「そうだろうさん」とか聞こえましたし。
なんで五文字が七文字で聞こえるのか…。
舌長すぎか。

いや、しかし、誉められていたゴアシーン、巨人そのものの造形は、
わたしも良かったと思います(*^_^*)
それだけに、名前の違和感がぬぐえないのがもったいない。
巨人はあんなに、もろ日本人のどこにでもいそうな、
『SIREN』風味が最高なのに_/>O
あの不気味で怖い感じ、わたしは好きです。
パクパクゴックンも、「ここは容赦なくいこう!」って決めたんだろうな、
って、すごく聞こえてきそうに容赦なかったし。
あ、それで思い出した…。
結婚が許可制、ってのが意味不明だったなぁ。
乱交とかOkでいいんじゃないんですか?
町に子供が少なくて、
(映画の内容的に、子役をパクパクのシーンに増やせなかったというのもあるんでしょうが)
たくさん産んで増やさないと、食べられちゃうのに、と思いました。
食いぶちがどーの、って言ってましたけど、
それは壁で……って、いろいろ書こうとしましたけど、
マジメに考えるのは馬鹿げてるのでやめます。
そもそも原作ファンの方には申し訳ないんですが、
わたしが10巻で読むのをやめたのも、
そこらへんの、〝なぜなぜなーぜ〟が納得いかなくなったからなので(^_^;)

名前の違和感と、セット感と、お芝居の雰囲気から、
これ、舞台だったらなかなかいいんじゃないかなぁと思いました。
映画にしちゃったからなぁ。
長谷川さんとか、わたし大好きな役者さんなんですけど、
こういう役で気の毒でなりません…。
カッコよくもないし、ただ変な人なだけやん…。
時代劇口調だし…。
これホント、リヴァイさんにしてたら暴動起きるレベルでしたね。

あとですね、わたしは原作から離れてる人間ですが、
それでもやっぱり、ミカサがエレンラブじゃないのは、
あまりにもあんまりじゃないかなぁと。
それで思ったのは、
たぶん原作をチラ見したエライヒトが、
「エレン、ミカサ、リヴァイの三角関係にしてください」
とか、
PG12にしちゃったから、
「男女ドラマを加えて大人が愉しめるようにしてください」
とか、
「なんだったらキスとかセッ○スしてください」
とか、条件バンバン出してたんだろうなぁと……
そう思うと、ある種の同情が湧いて、例の味噌汁話思い出すけど、
映画ってそういうんじゃないよね。
……(↑補足)つまり、同情して点を甘くするとか、
そういう条件がたくさんあるんだから許してあげようとか、
お金取る創作ってそういうもんじゃない、という意味です。
お金取らなかったら良かったのにね。

最後に、
エンディングのデザインが格好良くて良かったんですが、
歌がひどい!
別にあのグループが嫌いなんてことはないんですけど、
世界観が合わなすぎでは…。
いや、それも、上のような、
「テーマソングはセカオワに頼んでますんで」
という鶴の一声で問答無用だったんでしょうね…。
わたしはまだアニメ観てない年寄りなんですが、
それでもアニメ版のOPとかは観てますし、
歌はすごくよござんしたよね。
やっぱりイメージはああいう好戦的で『進撃』って感じがよかったなぁ。

というわけで、今日は緑内障の定期検診がありましたんで、
後編は明日以降、観ますけど、
とりあえず前編の感想でした。

思うに、観たい人は好意的だろうと悪意的だろうと、
すでに観ていると思うので、観てない人の中でも、
どうしようかな、と迷ってる人には、
「これは邦画なんだ」
と、肝に銘じて観ることをオススメします。
……そういう優しい見方って、どうかな、とは思うんですけどね('_')


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