So-net無料ブログ作成
検索選択

『クリーピー 偽りの隣人』を観ました。 [映画]

     
『クリーピー 偽りの隣人』
2016年公開作品。

2時間10分。
そこまでがんばったなら10分削ろうよ(´д`)

以下、WOWOW公開済みなので、ネタバレ有感想。


原作未読。
個人的には、香川さんと西島さんは逆の方が説得力があるかな、と。
どう見ても、西島さんとラブラブ結婚してる竹内さんが、
(夫婦の仲良し描写がとても多い)
香川さんに手を握られたとかでよろめくとは思えない。

韓国産で、日本に輸入される良質のサスペンスと比較すると、
どうしても邦画らしい欠点が目に付いてしまう。
この、二時間越えの大作サスペンスを見せるには、
とにかく余分なネタ、シーンが多いかと。
少なくとも過去の事件は、ショットと証言だけにすれば、
かなりスマートになるはず。
観てる方はかなり早い段階で仕組みが判るのに、
(現実に寄生するサイコパスの事件は日本でも頻発してるから)
隣家の秘密がバレるのが遅すぎるかな。

規制が難しいんだろうけど、
西島さんとはセックスレスで子供もいないし、
香川さんにはヤクを打たれてキメセクされちゃって…、
という最低エログロ展開なら、竹内さんとか、
他の奥さんとか娘とかの従順ぶりも短時間で説得力があったかも。
でも、どっちにしてもサイテーなんだけども(-_-;)

西島さんもイイヒトではなく、竹内さんもただの奥さんだし、
ハラハラの展開で最後にホッとする、
ということがないのも、大きなマイナス点かな。
香川さんが旦那さんなら、たぶん同情的な気分になっていたかも。
ただ、イイヒトそうな香川さんが悪で、
冷たそうな西島さんが〝一応〟善、という図式にしたかったのかな。

いたずらにグロい遺体処理や、ヤク描写など、
なんとなく方向性は判るんだけども、美意識はなく、
(規制のせいかも)
あまり突飛な話とかでもないので、最初から最後まで微妙です。
登場人物にも新鮮味がなく、その割には長い(^^;;
西島さんのファンでも、こういう役はイヤなんじゃないかなぁ。
なのでグロ系のサスペンスが好きで、
時間が余ってる、という方だけにオススメです。


以下
よその方の考察を読んでのネタバレ有追加の感想。


よその方の考察を読むと、
西島さんは善人の役ではなく、
もともとサイコパスなんだと判りました。
西島さん自身が講義している、
【秩序型】【無秩序型】【混合型】
で、いうところの、秩序型と思われます。

サイコパスは生まれながらの病気ですが、
別にみんな犯罪者になるわけじゃないです。
西島さんは人に無神経と罵られること多数ですし、
様子のおかしい奥さんを気遣うこともできません。
講義の時、
マンハントについて笑いながら述べているのを、
おかしいなぁと思ってはいたんですが、そういうことだったんですね。
困った奴ではありますが、
香川さんほどじゃない。

香川さんは混合型かな?
一見、無秩序型だけど、一応計画通りに淡々と物事を運んでます。
ただ唐突に家族を増やしたり、減らしたり、
面倒になると隣家を燃やしたり警官も殺したり、
そのあたりは行き当たりばったりの無秩序型なので。
西島さんの言っていた、「捕まえにくい」混合型なのでしょう。

なんにせよ、
どうやら西島さんの〝善人に見えない〟のはわざとだったらしいんですね。
もう、だったらよけい、もっとわかりやすく変人にしてくんないと(´д`)

あと、元ネタは『北九州連続殺人』だとか。
もちろんフィクションとノンフィクションの壁はありますが、
わたしはノンフィクションにフィクションを越えてもらいたいタイプなんです。
ネタにしてるのに、「でも元の事件の方がずっと怖い」となったら、
なんのための戯曲化なのか、と思うわけですよ(T-T)
特にこの事件は陰惨を極め、
国内で起こった事件としては最凶、最悪だと思うので、よけいです。
(あまりにひどい事件なので、当時は報道規制が引かれました。
大人でも、この事件を知る人が少ないのはそのためです。
事件の詳細はネットで検索確認できますが、精神的にやられるので閲覧には注意が必要です)
『冷たい熱帯魚』が、実際の『愛犬家殺人事件』を越えた無残な印象だっただけに、
できないことではないはず、って思うのです。
ただ、年齢的にだと思うのですが、
精神的にはもう、こういう、人間を残虐に痛めつけていく系映画は、
そんなに観たくないな~と思うようになりました。
百パーセント観たくないわけでない点が、業だよね(笑)


追加で足しましたけど、
だからって別に印象が変わって評価があがった、
というのではないので、この書き留めは自己満足です(笑)
失礼いたしましたm(__)m



トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

トラックバック 0