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『シン・ゴジラ』とか『ゴースト・バスターズ 2016』 [映画]

     
『シン・ゴジラ』
2016年7月公開。

忘れもしない、去年の暑い日、
すべての情報を断絶してネタバレされないうちに行くのだと、
心不全気味の中、利尿剤を服用して強行(;_;)
もっともトイレから近い場所に座っていたにも関わらず、
序盤十五分もしないで三回めほどで、疲弊感MAX、
(階段の昇りが、たった十段に満たないのに、
五百メートルダッシュした後のようにツライのです)
面白さワクワクのプロローグを観ながら、
泣く泣く廊下で係員さんに動けなくなって退室を告げると、
返金を交渉してくれた(返金してくれました)というね。

その後の世の中のシン・ゴジの盛り上がりを必死で避け、
パロディと知るやコントさえ観ず、
〝オレ観たぜ〟評から逃れながら、
やっと……やっと……(;_;)

あ、もちろん今更なので、
ぶっちゃけゴチャゴチャ言う必要もなく、面白かったです(笑)
劇場で観たかった、というのが切望ですが、
もはやこの肉体では無理ですね~。
ひとさまに迷惑をかける怖れがあるので、
映画館での観劇は二度と無理かもしれません(T-T)

ただ、多くの人が観た直後にはしゃいで満点つけるほどには、
完璧な作品とは思いませんでした。
これはもう、世の中の時流に乗って
パンダをいつ見たかみたいなもんかと思います。
頭に血が上っていたら、満点つけてた可能性あります。
それくらい、鑑賞前の期待が低く、
鑑賞後の満足度が高かったからです。

また、エヴァなど、
面白いか問われると首を傾げるしかない特殊なアニメを鑑賞したり、
それが〝普通〟の世代と、違う世代とでも、
受け止め方や面白度がかなり違ってくるのではないかと思われます。
どう考えても、エヴァが好きな人はたまらないだろうし、
嫌いな人は何もかも受け付けないでしょう。

会議シーンが多いからといって、
子供がこれを観て寝るかどうかは私には判りません。
でも私なら、小四くらいからなら
観た翌日からこの映画の話しかしないでしょうね(笑)
官僚や学者の話を理解しているかどうかはともかく、
オタクの魂を持っていたら、〝カッコイイ〟と刻まれちゃうでしょう。

個人的には、やはり1996年公開、金子修介監督の傑作、
『ガメラ2 レギオン襲来』
     
これには及ばないと感じました。
種別が違う、としか言いようがないのですが、
こちらは基本的に無力な人間のあがきが、
いかに神の力(ガメラ)を呼び覚ますか、という人知を超えた物語で、
シン・ゴジラは、〝無力な人間〟はたまにしか出てきません。
あくまで、人間たちは自分たちの常識と知恵の範疇内で、
無敵にも見える巨大な力に立ち向かうのですね。
避難シーンはあるのに、避難する人々の恐怖の表情はほぼゼロで、
何かに救いを求める本能の祈りもありません。
どっちかというと、本能的に写メる写メる(笑)
あくまでリアルを追求したのか、
初期に避難する〝あっちゃん〟などは、
絶叫マシン感覚の声をあげさせられていました。
政治的な折衝としての各国の権力バロメータ部分は、
個人的にはVS巨大モンスターものとしては趣味と違います。

はっ、いや、趣味と合わないからつまんないよ、
と文句を言ってるのではありません。
むしろ今作は『相棒』以上の背広軍団美化描写ものでしたし。
その部分ではおなかいっぱいにさせてもらいましたよ(^_^)/
ただ、巨大モンスターのオモシロ印象度としては、
『ガメラ~レギオン』『パシフィック・リム』には及ばないかなぁと。

問題の石原さとみさんですが、
わたし個人としては苦手です。
でもこれは、庵野作品には付きものの女キャラで、
そのまんまエヴァのミサト+アスカなんですよね。
ファザコンだったり、変な英語だったり、
もうそのまんますぎて笑うしかないというか。
わたしはミサトが大嫌いでアスカは割と好きなので、
その点で石原さんは中間でした。
登場シーンが尾頭さんより多かったらアカンかったと思います。

基本的に巨災対が、いかにもヲタクの夜祭りという感じで、
そこがたぶん一番よかったのでは(笑)
塚本晋也監督なんてもう、映るたびに感涙ものでしたし。
野間口〝メガネっ子神〟徹さんの大ファンの私は、
もういてくれるだけで恍惚。

お話に関しては、それこそエヴァとかと一緒で、
〝いきあたりばったり〟な良さがあり、
変に試行錯誤されていないのが良い点かと。
『ああっ、これはああいうことだったのか!』
という点はないので、そういう期待はできませんでした。
そもそものゴジラ誕生秘話自体が、
ある種の夢物語みたいな感じで、
『うむ。納得』
とかではないので。

でもそれでいいと思わせてくれる強靱さがありました。
蒲田さんのデザインや、
巨災対メンバーのキャラ設定、
可能な限り現実に即した進行など。
119分!
頑張ったじゃないか!
大事なことだよ(T-T)
二時間を切るか切らないかで寝る子の数が変わるよ。

大きくておかしな生き物が好きだとか、
日本の映画に少しは期待したいとか、
そういう方は観てみてください。
アニメ的な演出が苦手とか、
そもそもエヴァが好きじゃなかったとかいう人は、
観ない方が良いんじゃないかな。


     ゴースト・バスターズ』
2016年公開作品。

吹き替え版で観ました。
よく判りません…。
コメディとしては吹き替え版はつまらなかったです。

いろいろと主張があるのは判るんだけれど、
伝わりにくいのが吹き替えだからなのか、
それとも英語でも判りにくいのか、私には判らないのです。

お話は昔の一作目を少し変化させたものです。
大きな変化は男性キャラを女性にしたことで、
何かフェミニズム的な主張が随所にちりばめられている点です。
でも私みたいなものにはどう説明していいやら…。
どう理解して、どう解釈して感想を述べたらいいのか、
とてもとても難しいのです。
いろいろな人を傷つけないように、
いろいろな人を怒らせないようにする感想が判らない('_')
『アナタがこの作品の真意を理解する知能がないからだ』
と言われたら、おっしゃる通りとしか言いようがない。
それくらい、言い表すとするなら、現代ではある意味敷居が高い(-_-;)
観ながら笑うよりも疲れちゃうくらい、
一つ一つのギャグに風刺がこもってる。
何か、作り手の側から独特の怒りのようなものを感じて、
個人的には何も言うことがなくなってしまいました。

女性キャラは思っていたよりよかったし、
もっと軽快に作られていたら素直に笑えただろうにと思います。
一つ一つの行動のすべてに、
女性や人間が抱える様々な権利問題がからんでいて、
『マイ・インターン』とかの方が、問題提起しているようでいて、
実は気楽に観れて笑えたなぁと思い出しました。

昔の『ゴースト・バスターズ』っぽさを期待して観るとまったく違うので、
出演者のファンであるとか
(マイティー・ソーの彼は文句なくハンサムでステキでした)
あまり主義主張は考えないし気を遣わない、
という方(そんな人がいるとして)にはオススメです。



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