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Twitterにあげた『名刺代わりの映画10選』ネタバレ含む [映画]

タブレットからあげてまっする。
『エクソシスト』
最近の若いもんはホラーの金字塔を未視聴らしい( ´△`)
私は凄く恐い映画のイメージが強くて、
長いこと観ていませんでした。
でも個人的にはこの映画、
ホラーというより悪魔とのバトルもの。
恐さより神父たちの激闘、
信仰が力になるという、
日本人にはなかなか理解しがたい宗教意識を教えられます。
怖そうで観てない、
グロっぽくて嫌だと敬遠してきた方には、
ぜひ変化球バトル作品としてオススメします。



          

エイリアン・コヴェナント観ました(ФωФ) タブレットから [映画]

吹き替え版ですが、『プロメテウス』時のゴーリキショックはないです。
以下、ずさんながらネタバレ含む感想。


『エイリアン』無印のリブートだと思っていたら、
まったく違って、
正しく『プロメテウス』の続編でした。
新しい作品にも関わらず、真っ暗場面がほとんどの上、
『プロメテウス』っぽい環境映像から、舞台まで同じに見えます(T_T)
バトルシーンがほとんどなく、ワーキャー映画としてはつまらないので、
『エイリアン』無印[→]『プロメテウス』
のリドリー・スコット二作品は必ず観ないと、
今作は???です。
また、無理に続編に繋げたのか、
同じ場面が間違い探しのように何度も出てきます。
すーぐ誰かしら孤立するので、
人を探してウロウロ、ずーっと。
音楽かけてシャワー浴びてイチャついて殺されるとか、
『エイリアン』というより『13金』だよ( ´△`)
映画の大半、狂ったロボの研究室を見せられていた感じですし(>_<)
『プロメテウス』も退屈なシーンが大半だったですけど、
後半は凄く良かったので、「やっぱりリドスコ!」
なんて思っていたのに……。
今作は『エイリアン』としてはかなりナニでした。
好きな監督、好きなシリーズだったので、
レンタルしたのですが、それほどでもないという方は、
アマプラになるのを待った方が良いかと……。
好きな俳優が出てる、という方以外には、
オススメ作品ではありません。

アマプラで『マグニフィセント・セブン』『ミュージアム』を観ました。 [映画]

     
『マグニフィセント・セブン』

どうしても『七人の侍』には及ばない、
と感じてしまう。
でも今の日本人にだってあれは作れないんだから、
それでいいのかもしれない。

いわゆる最近のハリウッドらしい、
歴史に残すような、
「これが作りたいんじゃ!」
という作品ではなくて、
家族連れでモールに来てシネコンでお金落として欲しい、
という作品なので、
「ここがスゴイ!」
というのがない代わり、クソ映画でした、
ということもない。

敵も味方も農民も金鉱も、
何もかもすべてが薄味無個性。
暇な人向け、とこれほどハッキリ言える映画もめずらしいかも。
でもホント、ハンサム俳優多かったし、
案外女子向けなのかもしれません。


     
『ミュージアム』

電子版で原作が安かった時に読了。
『セブン』と酷似した設定を非難されているようですが、
私はそれほど連想しませんでした。
『セブン』観たのが20年以上前なので記憶が曖昧(-_-;)
フィンチャーの中では嫌いな方の作品ですし。

ドラマ『BORDER』の主人公っぽい小栗旬さんは
誠実で悪くなかったと思います。
ただ物語そのものが????

以下ネタバレ有

犯人が語る動機らしい動機は、
「僕の悪意の博物館」の制作、らしい。
でもそこに共通性が薄い。
たとえば幼女をレジンで固めて殺すのは、
性的な匂いが強く漂っています。
でもヒキコモリの肥満成人の肉を切るのは、
あまりに幼女と性的嗜好が異なりすぎてる。
性的嗜好を動機から外すとするなら、
小栗君をじかに苦しめている時、
あまりにもはぁはぁしすぎだし。

端々に韓国猟奇ものの気配を感じましたが、
どうしても美的センスがない。
雨のシーンにも感情的な表現が表わしきれず、
それがもったいない!
雨のせいで鑑識や捜査班が厭がってるとことか、
雨のせいで街が暗く澱んでるとか、
描ける要素はあったと思うんだけどなぁ。
雨を強烈に描くことで、ラストの陽光が生きてくるんだと思うし、
うーん……
でも、まぁ、すごく頑張って作ってる感はしました!
話はどっこいとしても、
『クリーピー』よりは画像から伝わる美意識は強かったです。
またこういうのを作って欲しいな。





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アマプラで『デッドクリフ』を観ました。 [映画]




間が空いてしまってすみません。
まぁ、ご想像通りの体調です。
もう少し治療の方向性がハッキリしてから、
またちょろっと詳しくご報告したいと思います。

     
『デッド・クリフ』

なんやかんやでAmazonプライムが一番ラインナップ豊富かなぁ。
『デッドクリフ』はオスメメの中からずっと消えなかったので、
いかにもつまんなさそうでしたが、思い切って。

うん、つまんなかったです(^^;;
一時間半なので、それは救いではあるんですが、
アタマ三分の一が〝山ってこわ~い〟で、
真ん中三分の一が〝嫉妬ってみにく~い〟で、
結局ラスト三分の一が、ようやくサスペンスホラーっぽくなるわけです。

しかしこれは個人的な見解なんですけど、
フランス映画ってアクションの〝カタ〟を組まないんですかねぇ。
すっごく見にくくて困った。
普通のケンカみたいになっちゃってて、
抱き合ってゴロンゴロン、みたいなシーンが多いのです。
武器を掴んでは落とし、拾っては落とし(-_-;)
悪漢はたった一人ですが、山育ちの巨漢です。
罠をかけた大人の男を平然と家に引きずっていく力の持ち主。
アクションになるとステゴロタイマンで腹をエイエイッと殴ります。
うーん(-_-;)

あとヒロインは美人なんですが、
お前守備範囲が広すぎるだろ、ってくらい、
元カレ(気弱・登山経験無し・見るからにひ弱)と
今カレ(自信家・スキンヘッド・長身マッチョ)が違いすぎます。
そのうえ、このカレシ、両方ちっとも優しくない。
普通気弱な方は、優しいとか精神的には強靱とかありそうなのに、
ナイです。
そしたら元カレが実は「俺を盾にして逃げろ」くらいの勇敢さかと思ったら、
そういうのは特になく。
「カノジョに何すんだー!」
みたいなのはあるんですけどね…。

でも実際のところ、
このカノジョ、かばってもらうだけの価値があるようにも見えない。
美人だし、言ってることもマトモそうだけど。
命がけで逃がしてもらったのに「今カレを探しにいかなきゃ」とか、
いや、それはお前一人が探しに行くならいいけど、
元カレに言うこっちゃないでしょ。
「わたしは今カレを探しに行くわ、あなたは逃げて」
なら良かったのにね~

どのキャラも感情移入できず、
という点ではさら~りと終了できる作品でした。
多少字幕を飛ばしてもまったく問題ありません。
アマプラ会員で、しつこくオススメされてる方にオススメです(笑)




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『22年目の告白─私が殺人犯です』を観ました。 [映画]

……近況……
連休明けにカテーテル検査で入院しますが、
二泊三日で戻り予定です。
糖尿はまだ節制次第で回復しそうです。
ご心配おかけしましたm(__)m

     
『22年目の告白-私が殺人犯です-』
2017年公開作品。
原作は韓国映画の『殺人の告白』
↓ こちら
     

二時間で終わらせたのは邦画としては素晴らしい。
半分までは原作にかなり忠実に作ってあるけれど、
途中から登場人物の変更などが始まり、
そのあたりから怪しくなってくる。
『MONSTERS』もそうだったように、
表現がしだいにありきたりになっていってしまい、
この物語のキモ、この物語のハラハラ感などがスーッと消えてしまう。
俳優陣がこれまでになく頑張っていると感じたので、
よけいにもったいたないと思った。
特に女優陣は、邦画ではめずらしくバッチリ化粧などせず、
犯罪被害者を悲惨に演じてくれていた。
予算的な問題での尻つぼみ感なのかもしれないが、
邦画の犯罪映画としては、これまでになく良作だと思うので、
あまり大きく期待せずに観ると良いと思います。

また、個人的にポイントアップだったのは、
何をしているのか判明しにくいほどの暗闇が多用されていたこと。
雨天シーンはどうしても韓国版に軍配が上がるが、
今作はかなり暗闇と光の表現が犯罪を描くのに活用されていてGJ。
日本でも映画撮影にいろいろな地域が積極的になってくれたらいいのだけれど、
谷根千とか、都内でもサスペンスアクションに適した地形はあるのになぁ。
どうしても平坦でいつも同じような景色になってしまうのが、
邦画の難点(;_;)

以下、ネタバレ有りの感想続きます。





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『哭声/コクソン』を観ました。 [映画]

     
『哭声/コクソン』
ナ・ホジン監督作品。

長い!
二時間越えです。
それでも肩を落としてしまう邦画より、
長さに説得力のある出来です。
もちろんいらない部分も数多くありましたが、
それらを含めてラストへ向かう説得力が強い作品です。

特筆すべき一つ目は日本人俳優としても有名な、
國村隼さんがメインキャラクターとして配役されている点。
あまりセリフはありませんが、
重要キャラクターとしてはかなり韓国俳優陣に溶け込んでいたと思います。

二つ目の特殊な点は、結論が出ないことです。
ハッキリした解答はないので、
モヤモヤが残ることになります。

ホラーではありませんが、
ある種、ホラー色が強いです。
グロテスクな描写や意味深なシーンなど、
〝よくわからないもの〟が苦手な人にはオススメしません。

これらを踏まえた上で、
あらすじなどを読み、
ネタバレなしで観るのが最上の鑑賞法じゃないかな。
個人的には、良作ではあるけれど、
長い、という点と、全体的に悪意が優る点でマイナス評価です。
同監督でも、
人間味のあった『チェイサー』をオススメしたいですね。


以下、ネタバレありのわたし的な見解。



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ノーマークだった『プリースト~悪魔を葬る者』を観ました。 [映画]

     
『プリースト 悪魔を葬る者』
2015年韓国公開作品。

最近はブームが去ったせいか、
韓流サスペンスの情報がほとんど入りません(-_-;)
私が病気とかなんかのせいで情弱というのもあるんですが、
それにしたってね~

さて、この映画は『チェイサー』でお馴染みの演技派、
キム・ユンソクさんが主演のお一人ということと、
韓国版『エクソシスト』という触れ込みが、
いかにも私好みで楽しみにしていたんですが、
その後はすっかり失念し、気付いたらすでにレンタル可になっていました。

とはいえ、
公開後の話題がまったく聞こえてこなかったので、
ほとんど期待せずに観たら、
エクソシストものとしては
『エクソシスト』『エミリー・ローズ』と並ぶ傑作でした。
『コンスタンティン』的エンタメ要素もあって、個人的に好きです。

…あ、この手のオカルト肯定系がもともと好きじゃないという人には、
本当に受け付けない系だと思うのでご注意。
傑作、と言っても、あくまでも観る人の趣味を選びます。
それも、もの凄く極端に。
「神様肯定系のオカルトはゲボー(^^;)」
という人や、
「ホラーと言っても、そもそも怖くないじゃん(-_-;)」
という人には本当にまったく向きません。
また、主演の一人、カン・ドンウォンは
韓流イケメンスターなので、
「ねー観てみて、かっこいいから観てー」
と若いお嬢さんはお友達に勧めたくなるでしょうが、
この手の宗教作品は、嫌がる人に勧めてはいけません(・д・)ノ
宗教や主義・主張には人それぞれの思想があります。
「私そんなのナイよー」
なんてヘラヘラしてみせる人だって、
実は日和ることで自己主張してるのです。
カン・ドンウォンの神父姿を見るだけでも…、
というなら、写真だけ見せてウットリしましょう。

以下、ネタバレ有りの感想。
(『エクソシスト』などのネタバレもあるので未見の方は注意)





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ずっと観たかった『グリーン・インフェルノ』を観ました(^_^)/ [映画]

     
『グリーン・インフェルノ』
2014年公開作品。
イーライ・ロス君監督作品。

食人族をメインテーマにしたすがすがしいまでのホラー作品です。
『ホステル』も良かったけれど、
これも素晴らしかった!

いくつかの点で誤解してほしくないのは、
まず私がそもそもゴア映像を欲していないということ(-_-;)
そういう映画ばかり観ていると、
気色悪いグログロが好きなんだろう、
と、思われがちですが、断じて違うので、
そこらへんは誤解して欲しくない!
むしろ私は痛い映像とか大嫌い!
汚い映像とか、無意味なピタゴラで殺戮するマシーンとか、
バカみたいでホントに受け付けません。
だから逆に言うと、
グロだーいすき♪とか
おっぱいぽろりん女子を追い回して殺してくれー♪とか
手足や腹を切る残虐シーンをもろだしにして♪とか
舌を抜いたり脳みそ食ったり耳や鼻を削いだりしまくってくれ♪とか
もうね、そういう、ゴア表現が大好きだ、
という人にはこの映画は全く向きません。
予告や雰囲気でそれを期待していると、
最初から最後までなんの期待も答えてもらえないと判るでしょう。

この手の、人間を痛めつける作品には
大まかに二種あると私は思っています。
一つは人間の本質を問い続けるためのサディズム。
うるさいことは言いたくないけど、実は社会的な裏テーマがあったりする。
(『ホステル』とか『羊たちの沈黙』とか)
もう一つは、快楽、娯楽、興味のためのサディズム。
命とは? とか、命は大切、みたいなテーマを打ち出してくるけど、
それはあくまで残酷シーンを描くための言い訳なので、物語は薄っぺらい。
(『ソウ系』とか、『ファイナル・デッド系』とか)
私はあくまでも、人間の本質を描いた前述の作品が好きです。


(以下、ネタバレ有り感想)

今作、『グリーン・インフェルノ』は、
メインのテーマは食人ですが、
この行為そのものは、実際のところ理由は不明のままです。
(ちょっと解説が長くなるので、興味のある方だけ読んでください)
なぜなら食べる人たちとは言葉が通じないので、
『お前たちは美味しそうだから食べる』とか、
『敵だから食べる』とか『儀式だ』『はら、へった』
とか、そういう説明がいっさいないのです。
ただ、漠然と、儀式的な意味合いがありそうだなぁ、とか、
文明を押しつけてくる現代人、
縄張りを侵してくれる開発者たち、を拒絶しているようだ、とかは感じます。
だからって食べるのはどうだろう? ってもんですが、
それはいわゆる流儀、ってやつだと思うんですよ。
そしてロス君はちゃんとそういう風に描いてる。
この、食べられちゃう若者たちは、
人の国まで立ち入って、知り合いがいるわけでもない、
どういう人たちかも知らない、
勝手に善良だと信じてる部族を守るために、
同じ文明人を我が身を盾に守るわけです。
序盤部分に、一部の未開の部族には〝こういう残酷な儀式〟がある、
っていう講義が出てきて、
ヒロインも受講してんですけど、
後に自分がその通りの目に遭って……
そういうのって、なんていうんでしょうね?
因果応報とも違うし、もうちょっとちゃんと勉強しなさい?

他人の家には他人の流儀があって、
もちろん法律違反なんかは言語道断だけど、
たとえば占いや幽霊を信じています、
って人に、『そんなものを信じてはいけません』
って真剣に言い聞かせようとするお節介さというのかな。
それは人によっては、
『わたしは父を信じます』
だったり、『この石は神です』だったり。
この食べられちゃう人たちは、そういう、
一種の無垢さ、
狂気を含んではいるし、文明社会とは相容れないけど、
それでも純粋な、太古からの連なりみたいなもの、
そういう触れなくてもいいものに触れて、
食べられちゃうわけだよね(^^;)

『ホステル』同様、ラストに至るまでの一つ一つの描写が丁寧です。
麻薬をやっていた男は生きたまま食べられてしまうし、
非処女の女性たちは処女のヒロインより先に犠牲になります。
また、序盤に登場する森の守護神的な猛獣が、
ラストでヒロインを見逃すと、
ヤハ族の追っ手もそれを尊重して見逃してくれるとか。

微妙なのは、ヒロインサイドの人間がヒロインしか生き残らない点です。
グループの中で明らかに悪い奴は次作のためか生き残り、
そのイヤミなGFは初期であっさり死にます。
最初の飛行機事故でもう少し生存者を増やして、
グループの良い奴はもう二、三人助けて上げて欲しかったです。
好きだった子の肉を食べてしまった女子が反射的に自殺してしまうシーンは、
『ホステル』で助けた子が自殺してしまったシーンを彷彿とさせられます。
ロス君はこういう残酷な感傷というか、
女性らしい機微を描くのが巧いです。

観る前は体調もそれほど良くないし、
どうしようかなぁと悩んでいたんですが、
ずっと観たかった作品ですし、
ロス君への信頼から観て良かったです。

グロ描写がイヤだと思う方がいるかもしれませんが、
ロス君はそれほどひどい描写はしません。
(だからむしろ、逆にもろのゴアが好きな層には嫌われてるよね)
というか、そのシーンが観たくてスローにしたりしない限りは、
むしろあっさりと終わらせて想像で補わせるタイプです。
一番イヤなシーンは、何をされるか判らずにヤハ族の人たちに
村に運ばれていくとこですね(-_-;)

文明VSヤハ族 のシーンでヒロインがどう行動するか、
これこそまさに私の観たかかった人間の本質を問いかけるシーンです。
『ホステル』で主人公が悲鳴を聞いて戻るか逃げるか苦悩したのと同じ。
多少の血みどろ、グロ、ゴア描写が我慢できるなら、
ぜひぜひ観て欲しいオススメの映画でした。



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『シン・ゴジラ』とか『ゴースト・バスターズ 2016』 [映画]

     
『シン・ゴジラ』
2016年7月公開。

忘れもしない、去年の暑い日、
すべての情報を断絶してネタバレされないうちに行くのだと、
心不全気味の中、利尿剤を服用して強行(;_;)
もっともトイレから近い場所に座っていたにも関わらず、
序盤十五分もしないで三回めほどで、疲弊感MAX、
(階段の昇りが、たった十段に満たないのに、
五百メートルダッシュした後のようにツライのです)
面白さワクワクのプロローグを観ながら、
泣く泣く廊下で係員さんに動けなくなって退室を告げると、
返金を交渉してくれた(返金してくれました)というね。

その後の世の中のシン・ゴジの盛り上がりを必死で避け、
パロディと知るやコントさえ観ず、
〝オレ観たぜ〟評から逃れながら、
やっと……やっと……(;_;)

あ、もちろん今更なので、
ぶっちゃけゴチャゴチャ言う必要もなく、面白かったです(笑)
劇場で観たかった、というのが切望ですが、
もはやこの肉体では無理ですね~。
ひとさまに迷惑をかける怖れがあるので、
映画館での観劇は二度と無理かもしれません(T-T)

ただ、多くの人が観た直後にはしゃいで満点つけるほどには、
完璧な作品とは思いませんでした。
これはもう、世の中の時流に乗って
パンダをいつ見たかみたいなもんかと思います。
頭に血が上っていたら、満点つけてた可能性あります。
それくらい、鑑賞前の期待が低く、
鑑賞後の満足度が高かったからです。

また、エヴァなど、
面白いか問われると首を傾げるしかない特殊なアニメを鑑賞したり、
それが〝普通〟の世代と、違う世代とでも、
受け止め方や面白度がかなり違ってくるのではないかと思われます。
どう考えても、エヴァが好きな人はたまらないだろうし、
嫌いな人は何もかも受け付けないでしょう。

会議シーンが多いからといって、
子供がこれを観て寝るかどうかは私には判りません。
でも私なら、小四くらいからなら
観た翌日からこの映画の話しかしないでしょうね(笑)
官僚や学者の話を理解しているかどうかはともかく、
オタクの魂を持っていたら、〝カッコイイ〟と刻まれちゃうでしょう。

個人的には、やはり1996年公開、金子修介監督の傑作、
『ガメラ2 レギオン襲来』
     
これには及ばないと感じました。
種別が違う、としか言いようがないのですが、
こちらは基本的に無力な人間のあがきが、
いかに神の力(ガメラ)を呼び覚ますか、という人知を超えた物語で、
シン・ゴジラは、〝無力な人間〟はたまにしか出てきません。
あくまで、人間たちは自分たちの常識と知恵の範疇内で、
無敵にも見える巨大な力に立ち向かうのですね。
避難シーンはあるのに、避難する人々の恐怖の表情はほぼゼロで、
何かに救いを求める本能の祈りもありません。
どっちかというと、本能的に写メる写メる(笑)
あくまでリアルを追求したのか、
初期に避難する〝あっちゃん〟などは、
絶叫マシン感覚の声をあげさせられていました。
政治的な折衝としての各国の権力バロメータ部分は、
個人的にはVS巨大モンスターものとしては趣味と違います。

はっ、いや、趣味と合わないからつまんないよ、
と文句を言ってるのではありません。
むしろ今作は『相棒』以上の背広軍団美化描写ものでしたし。
その部分ではおなかいっぱいにさせてもらいましたよ(^_^)/
ただ、巨大モンスターのオモシロ印象度としては、
『ガメラ~レギオン』『パシフィック・リム』には及ばないかなぁと。

問題の石原さとみさんですが、
わたし個人としては苦手です。
でもこれは、庵野作品には付きものの女キャラで、
そのまんまエヴァのミサト+アスカなんですよね。
ファザコンだったり、変な英語だったり、
もうそのまんますぎて笑うしかないというか。
わたしはミサトが大嫌いでアスカは割と好きなので、
その点で石原さんは中間でした。
登場シーンが尾頭さんより多かったらアカンかったと思います。

基本的に巨災対が、いかにもヲタクの夜祭りという感じで、
そこがたぶん一番よかったのでは(笑)
塚本晋也監督なんてもう、映るたびに感涙ものでしたし。
野間口〝メガネっ子神〟徹さんの大ファンの私は、
もういてくれるだけで恍惚。

お話に関しては、それこそエヴァとかと一緒で、
〝いきあたりばったり〟な良さがあり、
変に試行錯誤されていないのが良い点かと。
『ああっ、これはああいうことだったのか!』
という点はないので、そういう期待はできませんでした。
そもそものゴジラ誕生秘話自体が、
ある種の夢物語みたいな感じで、
『うむ。納得』
とかではないので。

でもそれでいいと思わせてくれる強靱さがありました。
蒲田さんのデザインや、
巨災対メンバーのキャラ設定、
可能な限り現実に即した進行など。
119分!
頑張ったじゃないか!
大事なことだよ(T-T)
二時間を切るか切らないかで寝る子の数が変わるよ。

大きくておかしな生き物が好きだとか、
日本の映画に少しは期待したいとか、
そういう方は観てみてください。
アニメ的な演出が苦手とか、
そもそもエヴァが好きじゃなかったとかいう人は、
観ない方が良いんじゃないかな。


     『ゴースト・バスターズ』
2016年公開作品。

吹き替え版で観ました。
よく判りません…。
コメディとしては吹き替え版はつまらなかったです。

いろいろと主張があるのは判るんだけれど、
伝わりにくいのが吹き替えだからなのか、
それとも英語でも判りにくいのか、私には判らないのです。

お話は昔の一作目を少し変化させたものです。
大きな変化は男性キャラを女性にしたことで、
何かフェミニズム的な主張が随所にちりばめられている点です。
でも私みたいなものにはどう説明していいやら…。
どう理解して、どう解釈して感想を述べたらいいのか、
とてもとても難しいのです。
いろいろな人を傷つけないように、
いろいろな人を怒らせないようにする感想が判らない('_')
『アナタがこの作品の真意を理解する知能がないからだ』
と言われたら、おっしゃる通りとしか言いようがない。
それくらい、言い表すとするなら、現代ではある意味敷居が高い(-_-;)
観ながら笑うよりも疲れちゃうくらい、
一つ一つのギャグに風刺がこもってる。
何か、作り手の側から独特の怒りのようなものを感じて、
個人的には何も言うことがなくなってしまいました。

女性キャラは思っていたよりよかったし、
もっと軽快に作られていたら素直に笑えただろうにと思います。
一つ一つの行動のすべてに、
女性や人間が抱える様々な権利問題がからんでいて、
『マイ・インターン』とかの方が、問題提起しているようでいて、
実は気楽に観れて笑えたなぁと思い出しました。

昔の『ゴースト・バスターズ』っぽさを期待して観るとまったく違うので、
出演者のファンであるとか
(マイティー・ソーの彼は文句なくハンサムでステキでした)
あまり主義主張は考えないし気を遣わない、
という方(そんな人がいるとして)にはオススメです。



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『ヒメアノール』を観ました。 [映画]

     
『ヒメアノール』
2016年公開作品。
意外と最近だったんだなぁ…。

ちっと、いろいろネタバリ有りの感想になります。
でも困る人はいないと思うので、そのまま下に。

原作未読。

難解なテーマなどはなく、
むしろイジメの構図や殺人事件そのものは、
『クリーピー』に比べたらすごく判りやすいし、入りやすい。
タイトルのヒメアノールは、ヒメトカゲの造語ではないかと言われていて、
これは小さな小さなトカゲが、食物連鎖の最下層で食われる図、
そのまま、森田が高校でイジメられていた図式を彷彿とさせられるためです。
他にも、たぶん冒頭三分の一までの、
カフェで人気の〝姫〟を巡るコメディ、と思わせたかったタイトルでは?

言ってしまうと、他の作品や現実問題でもあるように、
イジメられていた人も自分より弱い人をイジメていたり、
イジメっ子は家で虐待されていたり、
子供を殴ってる奴は会社で怒鳴られていたり、
会社で怒鳴ってる奴は奥さんに怒鳴られていたり、
奥さんはママ友にハブられてたり。
この歯車のどっかで「やってらんねぇ」とキレたのが森田で、
そのキッカケはともかくとして、
一度回り始めれば、狂った歯車でも作用する、
という身近な恐ろしさがテーマですね。

でも映画には随所に救いがちりばめられていて。
たとえばコミュ障の先輩、ムロツヨシは、
姫に運命を感じていて
後輩の濱田岳に仲を取り持ってくれと頼むわけですが、
その際に、もし奪ったりしたらチェーンソーで切り刻んじゃう、
くらいの脅しをかけるわけですが、割とあっさり持って行かれてしまう。
話が進んで、姫と後輩の関係を知り、
いい年をして「絶交」を宣言しつつ、
ムロはちゃんと会社にも行くし、
街で姫のストーカーと認定している森田を見つけると、
注意もするんですよ。
ところがそこでピリピリきてる森田に撃たれて死にかけてしまう。
姫も後輩もムロのことをかなり面倒に思ってたわけですが、
ムロは、見舞いに来た二人を「お前らのせいだ」と責めるどころか、
「自分が余計なことをした、自業自得だ」と言ってしまう。
それどころか「絶交なんて言ってゴメン」と謝り、
「親友だよね」と確認するんです。
この先輩はちっともおかしな奴じゃなかったんだ、
と、観客がホロリとしていい場面です。

森田の殺害方法はかなりマンガ的で、
近年の邦画では『冷たい熱帯魚』以来のリアルな怖さがありました。
最近観たので例に出してしまいますが、
個人的には『クリーピー』の香川さんより、
今作の森田剛君の方が、遭遇したくない殺人者でしたね。
変だな、おかしいな、と思う前に殺されてますからね(-_-;)

ただ、残念なのは作品そのものに奥行きがないので、
一回観てしまうと、何度も観たいと思わせる魅力まではないんですね。
これは途中から後輩ではなく森田に感情移入させるためでしょうが、
(タイトル等も三分の一から入る)
森田がどんなにひどいイジメにあって壊れてしまったにせよ、
結局は自分をイジメていた主犯は殺害してしまっているし、
その後も働かず恐喝で遊興三昧、
同情の余地や、まして感情移入なんてとんでもない人物像なわけで(-_-;)
コミュニケーションが上手でなかったり、
将来に夢も希望もなかったり、
そんなムロや後輩でも、生真面目に働き、
日々、生きている姿がきっちり描かれているので、
森田の場合はもしイジメがなかったにせよ、
いずれは何かのせいにして単身では生きていけない
弱く歪んだ生き物なのだと思います。
その森田を主人公にされてもなぁ……
というのが、どうにも作品としては
B級の〝ちょっと変わった〟という範囲から抜けられない点かと思います。

グロ描写が平気で、
ハラハラ危険なサスペンススリラー系がお好みの方にオススメです。



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